木彫り猫の着色
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青い首輪の三毛猫さんを木彫りで作りました。
デフォルメしたのとリアル系の、手のひらサイズの木彫り猫です。
木彫りを作るときは、いくつか平行して作っています。この2体は一緒に仕上げ、着色をしました。
彫りが終わったら、いったん白く塗ってから、逆目を取るなど彫りあとをキレイにします。ヤスリは使わず、彫刻刀を使います。
私は彫刻刀の手入れが自分でできず、よく切れる彫刻刀が用意できないため、この作業は難しいです。根気もないので、もっとキレイにしたいと思いつつ、諦めることがほとんどです。
白を塗るのは、下地の役割も果たします。シナは白っぽいのであまり変わりませんが、クスノキの場合は、木の色が濃い目なので白を塗ることで彫りあとがはっきり見えます。
アクリル絵の具のいろんな色を使って、ランダムに下地を塗ります。薄塗りです。
そのあと、影の色を塗ります。私は印象派の絵画が好きなので、青を使うことが多いです。
そのあと、全体に金色を塗ってから、模様の色を塗ります。金や銀を塗っておくと、完成後にキラキラっとするのが良いです。ラメ入りの絵の具もあるし、絵の具にジェッソを混ぜてキラキラさせることもできると思います。
模様も何度か重ね塗りします。黒い部分は、こげ茶色を塗ってから黒を塗ります。
完成した木彫り猫です。
彫刻教室で習った着色方法ですが、最初は薄塗りに慣れず、ベタ塗りをしてやり直したこともありました。しかし、今では木目が見えないベタ塗りは気持ち悪く感じてしまうし、薄塗りしかできなくなりました。いろんな色を使って重ね塗りすることで生じる微妙な色合いも好きです。
制作途中の写真は確認用に撮って、あとから削除することがほとんどですが、たまには残してみました。
レクタングル大
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