「猫なんて! 作家と猫をめぐる47話」を読みました
※ このブログではアフィリエイト広告を利用しています
「猫なんて! 作家と猫をめぐる47話」を読みました。シンプルなイラストが表紙です。

著名人たちによる猫にまつわるエッセイやマンガを集めたアンソロジーです。

小池真理子さんの「一年ののち」は、飼い猫・ゴブさんが17歳で亡くなった1年4ヵ月後のことが書かれています。

うちのくまもお骨をキャットウォークに置いています。骨壺を抱っこして話しかけるというところ、よく分かります。私も、なでなでします。
あれから一年と四か月。ゴブの亡骸は荼毘にふし、骨壺に入れてそのまま自宅に置いてある。
祭壇にはゴブの写真を写真立てに入れ、何枚も飾ってある。好きだったドライフードのカリカリ、水、それに季節の華やいだ花に囲まれて、ゴブはいつも私たちと共にいる。
時折、骨壷を抱っこし、話しかける。そのまま部屋の中を歩き回る。生前、よく覗いていた窓辺に立ち、外の景色を見せてやる。事情を知らない人の目に、それは鬼気迫る光景として映るのか、それとも滑稽に映るのか。
村上春樹さんの「猫に名前をつけるのは」に「猫と二人で」と書いてあるのは、私だったら「猫と三匹で」となりそうです(ΦωΦ)

文章だけでなく、小林まことさんのマイケルや、水木しげるさんの漫画も載っています。
「グーグーだって猫である」の大島弓子さんの漫画も載っています。

伊丹十三さんは、「猫は人間と対等の位置にある」と書いています。
私も自分のことを飼い主と書きはしても、人間の方が偉いと思わないし、同居人としか感じていません。

文章だけでなく、漫画も載っていて、バラエティに富んだアンソロジーなのが良かったです。
レクタングル大
関連記事
-
-
見上げる黒猫さんの木彫りを作りました
胸元とお腹が白い黒猫さんを、木彫りで作りました。 胸元が白い黒猫さん イメージは、桜
-
-
ホテル雅叙園東京で「猫都(ニャンと)の国宝展 at 百段階段 ~猫の都の国宝アート~」を見ました
目黒のホテル雅叙園東京で開催されている「猫都(ニャンと)の国宝展 at 百段階段 ~猫の都の国宝アー
-
-
正座する木彫り猫を作りました
ヒノキの端材で、正座する茶トラ猫さんを作りました。 アクリル絵の具を薄く重ねて、着色し
-
-
「真夜中に猫は科学する」を読みました
猫本専門「神保町にゃんこ堂」で購入した「真夜中に猫は科学する エクレア教授の語る遺伝や免疫のふしぎ」
-
-
彫刻教室で作っている木彫り猫にしっぽが付きました
彫刻教室でも猫を作っています。月に2回通っています。 たまきとふみおをモデルにした2体と、
-
-
「ねこ休み展 冬 2017」でおっぴろげ寝が人気の猫・どんぐりさんの羊毛ぬいぐるみを見ました
2月は猫の日があるからか、猫イベントが多くてうれしいです。 2/26まで浅草橋のギャラリーで開
-
-
「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」
先日、東京国立近代美術館で、「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」を観てきました。
-
-
子猫の絵がかわいい大佛次郎さんの童話「スイッチョねこ」を読みました
作家の大佛次郎さんは、生涯に500匹以上の猫と暮らしたそうです。 「ねこ休み展 冬 2017」に行
-
-
サンワダイレクトのターンテーブルと木彫り猫
お彫刻教室の先生から、作品を見るときに「フィギュアの回転台があるといい」と聞いていました。 先
-
-
キジトラ猫さんの木彫り猫を作りました
木彫り猫のモデルさん募集にご応募いただいた、キジトラ猫さんの木彫りを作りました。 モデ







名前:くみん
名前:ふみお