「ねこと国芳」を読みました
※ このブログではアフィリエイト広告を利用しています
日比谷カレッジで「国芳とねこー動物愛と江戸絵画」を受講した金子信久先生の著書を読みました。
歌川国芳の描く魅力的な猫が352匹登場
「ねこと国芳」は、歌川国芳の描く猫の絵がたくさん載っている本です。
しおりも猫で可愛い
英訳も載っているので、英語の勉強にもなって良いと思います。
しおりも猫で可愛いんです♪
スケッチや挿絵も
江戸時代は最終的な作品がすべてで、下絵や習作は人に見せるものではなく、それらが残っているのは稀だそうです。オランダのライデン国立民族学博物館に、国芳のスケッチが残っていたそうです。猫のいろんなポーズをスケッチしてあり、生き生きとした線が素晴らしいです。
戯作者の山東京伝が文章を書き、歌川国芳が挿絵を書いた物語「朧月猫の草紙」も紹介されています。主人公のおこまという猫の数奇な運命の物語だそうです。一部を読んだだけでも、先が気になります(ΦωΦ)
>>>次の記事で、「朧月猫の草紙」を読んだことを書きました。
珍しい国芳の黒猫
こちらは団扇絵の一部ですが、国芳が黒猫を描くのは珍しいんだそうです。
猫愛にあふれる解説
国芳の絵の素晴らしさに加えて、金子さんの解説がふるってます。
あとがきの締めの文章は、猫愛に溢れていて素晴らしいです。きっと「うし」さんも喜んでいると思います。
この本が世に出ることを、今は亡き愛猫の「うし」も喜んでいるのではないかと思う。長く人とともにあった動物、猫。一人でも多くの人が慈しみ、そして、世の猫たちが安泰であることを心から祈っている。
「おわりに」より
私も、世の中の猫さんたちが平和に過ごせることを祈っています。
彼に乗る黒猫
人の上に乗るのが大好きなくまが、彼のお腹に乗っていました。
お腹の膨らみが始まるところに、前足があります。
まぁるい頭がかわいい後ろ姿。彼はあごのたるみが気になるお年ごろ(^_^;)
▼猫好きさんにオススメです。
レクタングル大
関連記事
-
バンナイリョウジ個展『猫とゴロゴロ』〜小さな木彫りのねこ〜を見に行きました
購読している月刊猫とも新聞に載っていたバンナイリョウジさんの個展を見に行きました。 ギャラリー
-
木彫りの猫ブローチを作りました
以前ワークショップに参加した、バンナイリョウジさんのブローチを参考にして、木彫りの猫ブローチを作りま
-
表情が豊かで、話が面白い絵本「プフとノワローのいえづくり」を読みました
月刊猫とも新聞の絵本特集で知った「プフとノワローのいえづくり」などを読みました。 「カロリーヌ
-
「山のトムさん」のDVDをTSUTAYA DISCASでレンタルしました
WOWOWで放送されたドラマ「山のトムさん」がDVDになっていたので、TSUTAYA DISCASで
-
渋谷ヒカリエで岩合光昭写真展「ふるさとのねこ」を見てきました
先週末、渋谷ヒカリエで岩合光昭写真展「ふるさとのねこ」を見てきました。 何度も前は通っているのです
-
うちの猫をモデルに2本足で立つ木彫り猫を作りました
2本足で立つたまきとふみおの木彫り猫を、彫刻教室で作りました。 >>>リアル系の猫2体も同時に
-
写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き」を西武池袋本店で見ました
年末年始は各地で岩合光昭さんの写真展が行われていましたが、チケットをもらったので、彼とふたりで西武池
-
部分的に黒混じりの茶トラ猫さんを木彫りで作りました
木彫り猫のモデルさん募集にご応募いただいた猫さんの木彫りを作りました。 柚さんのおうち
-
ポール・ギャリコ「猫語の教科書」は猫好きにオススメです
私は読書が趣味で、猫が出てくる本もよく読んでいます。今回は、好きな本をご紹介します。初めて読んだのは
-
「開運! にゃんたまカレンダー」を買いました
芳澤ルミ子さんのねこたまの写真集「にゃんたま」が大好きです。 2021年の「開運! に
レクタングル大
- PREV
- 「猫毛祭りin太田」を見に行ってきました
- NEXT
- 「表参道Aoねこマーケット」へ行ってきました