魅力的な猫の絵がたくさんの「ねこ 安泰画集」は猫好きさんにオススメです
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「スイッチョねこ」の絵を描いている安 泰(やす たい)さんの画集を図書館で借りました。
「スイッチョねこ」は、猫の絵がとても可愛いし、大佛次郎さんの文章もとても良かったです。
猫の作品とスケッチを収録
「ねこ 安泰画集」は、黒猫さんが表紙です。グリーンの目がキレイで、キリッとした顔をしています。
スケッチ帳や絵本の作品が収められています。
ブルーの背景がキレイです。
三毛猫さん親子がかわいいです。
未完の創作絵本
未完の創作絵本「こねことこねこが(絶筆)」は、文章も安さんが書く予定だったそうです。
日本画の方なので、線で表現してあります。
足先のスケッチもありました。
小さな頃から動物好き
安泰さんは1903年福島県の三春生まれで、小さな頃から動物好きだったそうです。
日本美術学校(日本画科)を卒業後、日本画制作のかたわら児童雑誌「コドモノクニ」などに童画を描き始めたそうです。
猫は魅力のある動物
エッセイでは、猫は「実に魅力のある動物」だと書いてあります。
からだの動きが柔軟で、姿態が一瞬のうちに変わっていくさまが、複雑多様である。
猫の体の動きを描くには、見なくても描けるくらい、練習する必要があると書かれています。
柔軟な変化を描ききるのはむつかしい。日常不断に観察して変化を頭に入れておくことが大切だ。
クロッキーを不断にやる必要がある。
ねこは眠っている時以外はたえず動いているので、変化を頭に入れ、見ないでも描けるくらいの習練を積む必要がある。
たしかに、猫はたえず動くので、眠っているときは描きやすいです。
たまきはリビングの床でひなたぼっこしていました。
気持ちよさそうに寝てました。
かわいらしさの表現
ねこのかわいらしさを表現するには、うわべだけでなく、中身をとらえることだと書いてあります。
とことんまで観察した結果の、ねこの生きた姿を、うわべだけでなく、中身をとらえることだと思う。
かわいく見せようとして、ことさらに誇張したり、縫いぐるみのようなものに描いても魅力はなくなる。
安泰さんが絵を描かれた与田凖一さんの童話「どこからきたのこねこのぴーた」も読んでみたいです。
レクタングル大
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