日比谷カレッジの「国芳とねこー動物愛と江戸絵画」を受講しました
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先日、千代田区立日比谷図書文化館で行われている「日比谷カレッジ」に参加しました。
日比谷図書文化館の江戸歴史講座
江戸歴史講座第38回「国芳とねこー動物愛と江戸絵画」を受講しました。
4月20日(水)19:00~20:30まで、参加費は1,000円(千代田区民は500円)でした。
日比谷図書文化館は、霞ヶ関駅から徒歩3分の場所にあります。日比谷公園に入ってすぐの場所にあるのに、私は逆方向に行ったようで、引き返しました(^_^;)
まぁ、そのおかげで猫さんを見かけることが出来ました。可愛い顔をした三毛猫さんを発見したんです。逃げられましたが。
平日は22時まで開館
千代田区立日比谷図書文化館は、三角形の建物です。2009年7月1日付けで東京都から千代田区へ移管され、2011年11月4日に開館したそうです。
平日は22時まで開館しているそうです。レストランやカフェもあって、図書館の本を持ち込んで読むことも出来ます。
講師は猫好きの学芸員・金子信久さん
講師は府中市美術館学芸員の金子信久さんです。
金子先生は動物好きで猫好きだそうです。「うし」という名前の猫を飼っていた時に、朝起こしてもらっていたことなどを話してくれました。
小さい時、金子という名字はキライだったが、ねこが含まれていることに気づいて好きになったそうです。
2/22開催で依頼されたそうですが、金子さんがお忙しく、4/20開催になったとおっしゃっていました。猫の日に開催しようと企画するなんて、日比谷図書文化館もやるなぁと思いました。
チラシにも猫が描かれていました。
講義内容
- 国芳のねこ作品を把握する
猫を擬人化した「人間系」と、普通に描写した「リアル系」猫に分類して、説明されました。 - 国芳の「ねこ好き」を確かめる
国芳が常に懐に猫を入れて仕事をしていたことや、死んだ猫には戒名を付けて葬っていたことなどが紹介されました。 - ねこ好きのかゆいところに手が届く描写
猫には「ふつうのかわいらしさ」と「ややこしいかわいらしさ」があることを、作品を見ながら解説されました。 - 江戸絵画と動物愛-仏教との関わりから
キリスト教は人と動物は違うものと考えますが、仏教では同じ命と考えるので、涅槃図などに表現されているそうです。
はっちゃんも登場
歌川国芳が描く猫は魅力的だなぁとあらためて思いました。
金子先生の話は面白く、スライドも見やすかったです。
猫好きで動物好きなことが言葉の端々から感じられました(ΦωΦ)
先生の著書「ねこと国芳」の上に乗ったはっちゃん日記のはっちゃんが出てきたのですが、まさかここではっちゃんが見られるなんて思いませんでした!先生はうれしそうにはっちゃんのことを説明していました。八二一さんに連絡を取って、大きいサイズの写真を送ってもらったそうです。
2017年春に金子先生が学芸員を務める府中市美術館でも国芳展が開催されるそうです。
帰りは暗くて駅の方向が分からず、反対方向に行ってから戻ったので、時間をロスしました。
エサが遅くなってしまって、くまたまには申し訳ないことをしました(*_*;
レクタングル大
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