柏田道夫さんの時代小説「猫でござる」を読みました
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読書と猫が好きな私は、ふだんから、猫が登場する小説や本を読むことが多いです。
先日読んだ時代小説「猫でござる」は、図書館でたまたま見つけて読んだところ、すごく楽しめました。
猫の蚤取り屋
猫の蚤取り屋が登場します。
猫をお風呂に入れて、水分を晒しで取ったあと、オオカミの毛皮でくるみ、蚤が毛皮に移動した後、毛皮をはたいて処分(ここでは池の上で毛皮を振り、蚤を落として鯉のエサに)しています。
購読している「月刊猫とも新聞」にも載っていた職業が実際に出てきたので、興味深かったです。
料金は、月刊猫とも新聞に載っている話だと三文、「猫でござる」だと四文となっています。
朧月猫の草紙
山東京山・作、歌川国芳・絵、おこまちゃんというメス猫の波乱万丈の一代記「朧月猫の草紙」も出てきます。
私は現代語訳の「おこまの大冒険」を読みました。
猫を懐に入れて絵を描いていたという歌川国芳も登場します。
黒猫も活躍
メスの黒猫「クロ」も出てきます。(写真はオスのふみおです。)
著者の柏田道夫さんは、映画「武士の家計簿」の脚本家だそうです。映画も面白かったですよね。
面白い小説でした。3巻まで出ているので、続きを読もうと思います。
レクタングル大
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