3匹の猫さんのマグネットを木彫りで作りました
以前、オーダーで木彫り猫を作った猫さんたちのマグネットを作りました。
依頼のときにいただいたイラストが可愛いので、それを基にしました。
モデルは左から、黒三毛のココさん、茶トラ白猫のトチローさん、キジトラ猫のミーメさんです。
飼い主でグラフィックデザインのお仕事をされているMioさん(@puertaalverano)には、木彫り作家くみんの名刺のデザインもお願いしました。
材料はシナ、着色はアクリル絵具です。
バンドソーでカットし、彫刻刀で削りました。彫り終わったら全体を白く塗って確認しています。シナはもともと白っぽいのですが、それでも白く塗ると彫りあとがハッキリ見えるので、気になるところを修正します。この全体に塗る白が下地材の役割も果たすので、下地材は使わなくなりました。
確認したあと、下地として複数の色を塗りました。そのあと、白い部分以外の下地として金色を塗り、模様を着色しました。木目が見えるくらいの薄塗りです。
サイズは高さ約9cm、幅約3.5cm、厚さ約1cmです。
厚みがないので、あまり彫り込んでいません。
トチローさんがいちばん難しかったです。似ていないので、目を最後にいじりました。ココさんは柄に特徴があるので作りやすいです。
裏側に穴を開け、磁石を付けました。ドリルで穴を開ける作業は楽しいです。
木取りはけっこう前にしていたんですが、放置していた時間が長かったです。ペットロスのせいもあります。何もしなかったのは数日で、結局木彫りをしている方が気持ちは楽です。
小さいから簡単かというと、そうでもなくて、難しいし、勉強になりました。いろんなサイズを作ることが大事だなと思います。彫刻教室の先生にも、小さいのと並行して大きい作品も作ることによって、融合したものができるだろうと言われました。
彫刻教室で学んだ着色方法は、「シドロモドロ工作所のはじめてのお彫刻教室」に詳しく載っています。
レクタングル大
関連記事
-
-
香箱座りのサバトラ白猫さんを木彫りで作りました
オーダーをいただいた香箱座りの猫さんを木彫りで作りました。 甘えん坊のオス猫さんがモデ
-
-
足先が白いキジトラ白猫さんを木彫りで作りました
キジトラ白猫さんの木彫り猫を作りました。 足先が白い靴下猫さんです。モデルの猫さんはいません。
-
-
オッドアイの白猫さんを木彫りで作りました
白猫さんの木彫り猫を作りました。左右で目の色が違います。 前に見かけたオッドアイの白猫
-
-
見上げる猫さんを木彫りで作りました
木彫り猫を作りました。一応グレーの猫さんのつもりなんですが、こげ茶色が強いです(・_・;
-
-
見上げる白黒猫さんを木彫りで作りました
白黒猫さんを木彫りで作りました。 モデルはいませんが、柄は以前見かけた黒白猫さんを参考
-
-
サビ猫さんを木彫りで作りました
木彫りでサビ猫さんを作りました。モデルはいません。 やや下向きで、エジプト座りをしています。
-
-
グレーの猫さんを木彫りで作りました
グレーの猫さんを木彫りで作りました。モデルはいません。 シナをアクリル絵の具で着色 材料はシ
-
-
部分的に黒混じりの茶トラ猫さんを木彫りで作りました
木彫り猫のモデルさん募集にご応募いただいた猫さんの木彫りを作りました。 柚さんのおうち
-
-
木彫りで白猫のマグネットを作りました
バンナイリョウジさんのワークショップ「木彫り猫のブローチ作り」に参加したときに、猫の形の木材をひとつ
-
-
キジトラと茶トラ兄弟の木彫り猫のご感想
茶トラ猫さんとキジトラ猫さんの木彫り猫を作りました。 現在は募集を終了した木彫り猫のモ
レクタングル大
- PREV
- 枝垂れ桜と日陰で寝る猫さんたち
- NEXT
- 室外機のそばのキジトラ白猫さん